元木屋特選・あきしま銘菓戻る



クリームをサンドしたさっく
りとした歯ざわりの波形せん
べいです。

1個150円
10個入、15個入が
あります。
●滝山城伝説

拝島。その小さな土地にも戦国の素晴らしい歴史が眠っています。

仁王門をくぐり、数十段の石段を登って拝島大日堂の前に立ったとき、多摩川のほうを返り見ると、そこに決して高くはないがどっしりと勇ましく横たわる山が見えます。

八王子市と昭島市の境に位置する滝山です。

戦国時代、ここに滝山城という城がありました。
拝島大日堂は滝山城の鬼門除けとして建立されたものです。
滝山城と拝島大日堂にはさまざまな伝説が知られています。

永禄十二年、武田信玄は拝島大日堂に本陣を置き、滝山城で凄まじい合戦を繰り広げました。
小田原討入の時のことです。
四郎勝頼を主将とした二万余の軍勢が攻撃するも、滝山城は落城しなかったと言われています。
小さくとも力強かった滝山城。なにやら勇気づけられる気がします。

また、天正年間のことです。滝山城主北条氏照の家臣に石川土佐守という武将がいました。その娘おねいは目の病気を患っていましたが、拝島大日堂に眼病平癒を祈願したところ、たちどころに病は治ったと伝えられています。これを機に堂宇は再建され、八つの寺院、いわゆる大日八坊が建立されました。
現在でも、大日堂石段の脇におねいの井戸と呼ばれる小さな井戸を見ることができます。
いい伝説は残しておきたい。そういう希望の表れでしょうか。

みなさんも、滝山上伝説を傍らに、ぜひこの戦国の名城に思いを馳せてみてください。




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